人との出会いやご縁は本当に不思議でありがたいものと思います。
生まれた場所も年齢も違い、仕事でも接点がなかった人達が、ある日突然出会い、共感や共鳴が生まれ、やがて一緒に一つの方向に動き出したりします。
一生のうちに何度か、『人生を変える出会い』 を経験します。例えば、結婚相手もそうですし、一生の付き合いになる親友も運命の出会いと言えるかもしれません。
写真家、随筆家の星野道夫さんという方がいらっしゃいました。沢山の素晴らしい写真と言葉を残した方でしたが、私は没後20年近く経ってからこの方の存在を知りました。
星野さんを教えて下さった方とも、本当に偶然に出会いました。初めてお会いした時、彼が星野道夫さんの写真と言葉を綴った朗読舞台をしたいという夢を語られ、その情熱に私もとても刺激を受けました。その夢は、2年後に東京で実現するのですが、その舞台を偶然に拝見することが出来ました。
札幌からわざわざ足を運んだ訳ではなく、大阪に出張があったので新幹線で足を伸ばして見に行ったのです。
北海道人から見ると、一度内地に飛行機で行ったら、陸続きの本州の大阪→東京は近いと思えます。大阪出張がなければ、私は東京へは行かなかったかもしれません。ご縁とタイミングが揃う不思議さを思います。
舞台を観た衝撃は今でも忘れられません。雄大なアラスカの自然を切り取った写真と、人生の礎となる様な珠玉の言葉がいくつも散りばめられ、それを紡いでいく語りは圧巻でした。
そして、その時の感動がエネルギーとなり、昨年7月に『悠久の自然 アラスカ 札幌公演』を主催するに至りました。
公演の準備は膨大で、日常の仕事と並行しながら忙殺されつつも、数ヶ月があっという間に過ぎていきました。
終わってみると、数十人の皆さんにお手伝い頂いたこと、沢山のお客様がご来場下さったこと、舞台で繋がったご縁への感謝、そしてやり切った充実感で私の心の中の宝箱はいっぱいになりました。
私の大好きな星野さんの言葉です。
「人生はからくりに満ちている。日々の暮らしの中で、無数の人々とすれ違いながら、私たちは出会うことがない。その根源的な悲しみは、言いかえれば、人と人とが出会う限りない不思議さに通じている」 星野道夫 『旅をする木』 (文藝春秋 1995.8 )
人生に楽しみや彩りを与えてくれるのは、やはり人との出会いです。街で、学校で、職場で、私たちは沢山の人とすれ違うけれど、本当に出会える人はひと握りです。
そして、思いで繋がるご縁は一生ものです。ひとりの方とのご縁がさらに新しい嬉しいご縁に広がっていくステキな連鎖や循環は、本当に感謝しかありません。
クリニックで、サロンで、そして、お友達が紡いでくれる素敵なご縁を大切に、これからも楽しく好きなことにチャレンジを続けていきたいと思います。
HUPYELL
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