久しぶりのミトコンドリアシリーズです。
活性酸素が増えるとミトコンドリアが減ってしまったり、質が悪くなることは以前のコラムでもお伝えしました。
具体的に活性酸素にはどんな種類があって、何を気をつけたら良いのかをお伝えしたいと思います。
活性酸素には「悪玉」と「善玉」があり、善玉活性酸素は必要なものです
活性酸素は、酸素が電子を吸収して生まれます。そして電子を吸収するたびに酸化力が強くなっていきます。
最初に電子を吸収してできるのは、『スーパーオキシドルラジカル』という活性酸素です。
電子を吸収するたびに、次々と名前を変え、酸化力も増していきます。
善玉活性酸素
・スーパーオキシドラジカル 酸化力 67
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・一酸化窒素 酸化力 150
⇩
・過酸化水素 酸化力 190
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悪玉活性酸素
・脂質ラジカル 酸化力 710
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・ペルオキシナイトライト 酸化力 6600
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・ヒドロキルシラジカル 酸化力 7400
この様に、善玉活性酸素のスーパーオキシドラジカルは、最終的に酸化力の最も強いヒドロキルシラジカルになりますが、スーパーオキシドラジカルに比べて、ヒドロキシルラジカルの酸化力は100倍以上です。
体に悪い影響を及ぼすのは、細胞に損傷を与えて身体を酸化=老化させて、病気や老化を促進させる悪玉朝活性酸素のみです。酸化力の弱い善玉活性酸素が発生したとしてもほとんど問題はありません
善玉活性酸素をむやみに消去すると、免疫力も低下します
善玉活性酸素は、外部から入り込んだ細菌・カビ・微生物等を殺菌・除去する役割を持っていて、神経伝達や血管を作ったり、 免疫力向上等で生命維持に必要なものです。
急激な運動は活性酸素が発生しますが、適度な運動は活性酸素を消す酵素を発生させます。
この酵素を増やすのに必要なのが、微量のスーパーオキシドラジカルや過酸化水素です。これらを消し去ってしまうと、ミトコンドリアの質を向上させる機能も失ってしまいます。
善玉・悪玉両方の活性酸素を全て除去してしまうと免疫力が下がってしまいます。
酸化=老化させない為には、悪玉活性酸素だけを除去する事がカギになってきます。
(この続きはまた明日〜)
HUPYELL
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