連日ミトコンドリアのお話をしていましたが、今日はちょっと趣向を変えて、自分の感情をどう扱うかのお話です。
毎日を穏やかに平和に過ごしたい〜と思っていても、悲しいこと、腹が立ってしまうことは必ずありますね。そんな時、あなたはどうしていますか?
身近な家族に話を聞いてもらう、友達に聞いてもらう、でも、すぐに話を聞いて貰えない時、もしかしたらそれをSNSで発信したくなる〜こともあるかも知れません。
Twitterの裏アカウントでのビックリするようなつぶやきや、感情が湧き上がるままにSNSに綴られたものも時折見聞きします。
「自分の感情を上手く処理する」のはとても難しいことですね。悲しいことや辛いことがあった時、怒りや淋しさを「感じる」と同時に、どうしてそうなったのかと「考えて」しまううちに、どんどん落ち込んだり、相手に対する不満が溜まってドンとぶつけてしまったり、逆に『自分が我慢すれば良い』と感情を封じ込めてしまったり、自分の弱さを責めてしまったり。
そんなループにハマりそうな時、まずは誰かに向けるのではなく、ひとりで自分の感情を『感じきってみる』ことをお勧めします。
そもそも感情自体に良いも悪いもないので、喜びは良いけど、怒りの感情は持ってはいけないということはありません。自分を責めたり卑下したり、又は相手が悪いと責めて自己正当化するのでもなく、つまり『考えるのではなく、ただ素直に存分に味わって』みます。ひたすら涙が溢れてくるかも知れませんし、物に当たったり、叫んでしまうかも知れません。とにかく感情が収まるまで素直に感じきってみると、意外な程早く楽になれます。(やってみるとよく分かります!)
一方、冷静さを取り戻す前に感情が湧き上がるままにSNSに投稿すると、友達のリアクションの仕方に更に興奮したり落ち込んだり、益々疲弊することになります。どうしても気持ちを吐き出したい時は、自分のノートに書くことをお勧めします。
そうしてすっかり自分の感情を感じきると、頭もスッキリして一連の出来事を冷静に振り返ることができます。『自分はこういう場面ではこのような感情を持つんだなぁ』と、自分の思考や感情のパターンを知ることができ、そこで初めてどうすれば良いかを「考える」ことができます。そして、冷静に素直に相手に気持ちを伝えることで、人間関係がスムーズになったり、程よい距離を持つことができる様になっていきます。
『ネガティブ=悪い・ポジティブ=良い』ではなく、どちらの存在もコインの裏表の様にお互いを支えています。ネガティブに浸って感じきった後の爽快感を持ってポジティブへ〜という流れを体験することに、大きな意義と発見があると思います。
HUPYELL
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